翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「駐在所の所長の段」 『忍たま乱太郎』16期第9話

「駐在所の所長の段」
忍たま乱太郎』16期第9話
2008年4月10日放送

 

前回の続き。

 

現実に即した術が多い『忍たま』だが、その中では矢羽音はどっちかと言うと一種のテレパシーのような演出がされている。と言うか、アニメだと完全に『機動戦士ガンダム』のニュータイプだ。

 

饅頭売りの男は音声忍であると共に如響忍でもあった。饅頭売りのフリをしてそこら辺で遊んでいた乱太郎達に声をかけたのはその為。
伝子と利子の段」で浪速の方言を失敗して土井先生に正体を見破られ、さらに原作では奪口の術は難しいのでその土地の者を使った方が良いと散々に言われていた彼だが、元々は潜入した土地に馴染んで情報を収集する如響忍だったので難波出身でないのに浪速の方言を使っていたようだ。(つまり、方言の失敗は彼の本職が音声忍じゃなくて如響忍であった事の伏線)

 

しんべヱはお饅頭の匂いに引かれて怪しい屋敷の中に。
この駐在所の所長がドクタケ忍者の大黄奈栗野木下穴太だと知ったしんべヱは大黄奈栗野木下穴太が歌好きなのを利用して情報を入手。利吉に「見事な「風流で取り入る術」」と言わしめ、饅頭売りの男に「正真正銘の音声忍」で「順忍の素質もある」と驚嘆させるしんべヱの凄さ。今回は色々な忍者が紹介されているが、実はしんべヱが最も忍者の素質があるのかもしれないと言うのが面白かった。

 

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