「暑くてたまらんの段」
『忍たま乱太郎』16期第15話
2008年4月18日放送
あまりの暑さで食堂のおばちゃんが倒れてしまって代わりに黒古毛先生が料理をする事になる。「この調理場は暑すぎる」と言う黒古毛先生に対して学園長は「心頭滅却すれば火もまた涼し」と反論。流石に戦国時代にあーだこーだ言うつもりは無いけれど、部下が職場の環境に不満を漏らすのに精神論で返す上司はロクでもない。学園長は「おばちゃんは文句なんて言っていない」と言っているけれど、そのおばちゃんは文句を言わずにそのまま倒れたぞ。
一方、用具委員会は生野菜と生魚と味噌が入った竹筒を皆に配布。先生に聞かずに鍋やお釜を使わず料理する事が出来たら昼食代がタダになるとの事。
学園長は黒古毛先生を呼んでいるのでこの竹筒は別の人の案。ひょっとしたら用具委員会顧問の吉野先生の発案かもしれない。
乱太郎達は具の入った竹筒での料理の仕方を習いに雷蔵と三郎の所に。四年生と六年生が色々な意味で疲れる先輩なので、こういう素直に教えてくれる五年生の存在が貴重となる。
ところで乱太郎達が雷蔵と三郎に話しかけるのだが何故か三郎は無表情でボーと突っ立っていた。ひょっとしたら、三郎の声を担当している山崎たくみさんが今回の収録にいないのかと思ったがこの直後に普通に喋っている。う~ん。だったらあの無表情の間は何だったんだ? 気になる。(原作ではここで三郎が変装を披露しているのでアニメでも変装する予定だったのかもしれない。そうなると雷蔵のちょっと困ったリアクションの謎も解けるし)
土井先生とタカ丸の変わり衣の術の話が物凄く唐突。
原作のスッポンタケの代官館に忍び込む話で前にアニメ化された時にカットされた部分なのだが、何もこんなところで唐突に挟み込まなくても……。
黒古毛先生の「私がふんどし一丁で作った忍者料理を食べてください」は物凄い破壊力だった。
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