「保健委員会ののろしの段」
『忍たま乱太郎』16期第29話
2008年5月8日放送
前回の続き。
砦の中には火薬があり、その場所を知っている火薬委員会は保健委員会の検眼表を使った暗号でそれを伝達する。数馬が脱落していた事で全ての文字は分からなかったが、その欠けた部分は虫食い文書の修補の経験がある図書委員会と生物委員会が行う事に。
一方、三之助は一年生を率いて山賊と直接対決。
自分は最近の『忍たま』のイメージが強かったので、三之助はぽや~としていると言うかノホホンとしているイメージのキャラだったので、まさかここまで先頭に立って戦う熱血キャラとは思わなかった。
砦を燃やす事になり、乱太郎達はこれまでの経験から「上火」と言う一年生はまだ習わない高度な術を使用。しかも、珍しく失敗する事無く完璧に成功した。
が、この完璧に成功した術の経緯の説明は全て乱太郎ときり丸に変装した三郎が横取りしてしまう。三郎、それはあんまりだ……。
三郎はこの後も皆に退避を呼びかける際に伝子さんに変装したりと今回の委員会対抗戦に無関係な学級委員長委員会なのに最後に美味しいところを持っていっている。
砦が爆発するとして急いで退避する事になるが、ここで六年生がそれぞれ指示を出したり、四年生の滝夜叉丸が三年生を誘導したり、二年生が一年生と一緒に逃げたりと学園長の目論見通りに今まで喧嘩していた者達が力を合わせる展開になる。
残された山賊にも逃げないと怪我をしてしまうと言うのは主人公の乱きりしんと保健委員会の左近。「保健委員会は敵味方関係無く怪我人が出るのを黙って見ていられない」と言うのが示された。
今回登場した山賊は学園長の教え子で今回の事件は全て学園長が用意したものであった事が明らかに。
因みに原作では最初は学園長は山賊の事を知らなかった雰囲気なので、最初は本物の山賊がいたが途中で学園長の教え子が入れ替わったと言う感じになっている。
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