翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「対決! 学園長対土井先生の段」 『忍たま乱太郎』16期第32話

「対決! 学園長対土井先生の段」
忍たま乱太郎』16期第32話
2008年5月13日放送

 

夏の暑い日こそ熱いおでんを食べたい学園長とそれに反対する土井先生のお話。
六年生が登場したり、モブで色々な忍たまが出たりと意外と登場人物の多い話であった。

 

学園長と言う権力を使わずに10人の署名を集める事が出来たら昼食をおでんにすると言うおばちゃんの条件をクリアーする為に奮闘する学園長。六年生に勝負を挑むが返り討ちに遭う。しかし、自分を負かせるほどの才能の持ち主のサインを欲しいと言って署名させてしまう。ヘムヘムはこれを「ズル」と非難するが学園長は「喜車の術」だと反論。まぁ、学園長が本気を出せばさすがに六年生相手にボロ負けと言う事は無いはずなので、これは本当にワザと負けての喜車の術を使ったんだろうな。

 

学園長と対決する時に伊作、仙蔵、小平太、文次郎のカッコ良い場面が見られる。特に学園長の気配を察知して攻撃する伊作の場面はレア。
仙蔵は涼しい顔で老人相手に無数の宝禄火矢を投げると言う鬼畜ぶりを見せる。又、学園長に勝利してキラリと歯を光らせる等、ナルシストな部分が見られる。

 

最後の一人に乱太郎を狙う学園長を見た土井先生は煙幕を張って乱太郎を救出すると乱太郎を抱きかかえて塀の上に!
いやいや、長編でもそうそう見られないくらいのカッコ良い場面を何故にこういう話で使った!?

 

結局は「哀車の術」で学園全員を味方につけた学園長の勝利。
それを見届けたおばちゃんの近くにいたモブの忍たまが可愛い。
最後は戦いで体が熱くなったので熱いおでんを避けようとした学園長におばちゃんの怒りが……!と言うオチ。
やはり、おばちゃんが忍術学園最強だった。

 

因みに怪獣作品では「◯◯対◯◯」と言う題名になった場合、最初に名前が挙げられている方が勝つと言う法則がある。

 

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