「護衛はだれに?の段」
『忍たま乱太郎』16期第41話
2008年5月26日放送
原作では園田村編だったエピソードを独立させた話。
乱太郎達にお使いを頼んだのだが近くで戦が起きたので誰かを護衛に向かわせる事にした学園長。ここで食堂のおばちゃんが挙げたのが文次郎と留三郎の二人。乱太郎ときり丸も護衛に来てくれるのなら善法寺先輩より潮江先輩か食満先輩の方が安心と言っていて、この二人の戦闘力の高さが分かる。
どちらが護衛に行くかで喧嘩になった文次郎と留三郎は食堂のおばちゃんが握ったおにぎりの早食い競争で決着をつける事になったが結果は両者食べ過ぎて倒れて引き分け。この辺りから二人の犬猿の仲が取り上げられる事になる。
文次郎と留三郎がダウンしたので代わりに伊作が護衛に行く事になったのだが、不運な生徒しか選ばれない保健委員会を六年も務めたあげく今は保健委員会の委員長まで務めている伊作が来たら不運がうつるのではと乱太郎達に心配されてしまう。
因みにこの時点ではギャグであった「不運がうつる」が後に本当にうつるようになるのだから流石は不運大魔王である……。
現在では天使のようなイイ人の印象がある伊作だが、この頃はまだキャラが定まっておらず、何故かカッコつけて乱太郎達の前に現れたり、やたらと怒りっぽくなったりしている。
たとえ無関係な人でも目の前で怪我をしている人は放っておけない伊作。ここでは傍迷惑な保健委員会の性と言う感じだが、これがきっかけでタソガレドキの雑渡昆奈門との繋がりが出来るのだから世の中分からない。
「いざ! 総動員の段」に進む。