「家を取られたの段」
『忍たま乱太郎』16期第54話
2008年6月12日放送
個人的に大好きなキャラである南野園是式のお話。名前の語呂の良さといい、拡森信吾さんの声といい、無自覚なダメ人間振りといい、自分のドツボにはまったキャラである。
「お金を返すのはいつでも良い」と言う土倉の言葉を信じたら家を取られる事になった南野園是式さん。この人、こんなに生活能力が無いのにどうやって今まで生きて来られたんだろう……。
抜天坊が時代劇のテンプレ悪徳商人で逆に愛おしくなるレベル。
今回は乱太郎とカラクリコンビの話。兵太夫は罠やら仕掛けやらを実に楽しそうに作り、抜天坊のたくらみを知ったら懲らしめてやろうとやる気を出したりと顔に似合わない過激な一面が見え隠れする。南野園是式が家をボロ屋と言ってほしくないと言ったらここぞとばかりに「ボロ屋!」と力を込めて言うのに笑った。
子供がカラクリを駆使して悪い大人を懲らしめるのは『ホーム・アローン』的な王道の面白さがある。
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