「好きなものを食べるの段」
『忍たま乱太郎』16期第56話
2008年6月16日放送
遂に久々知兵助が豆腐小僧となった回。
皆に夕食のリクエストを聞いて回る食堂のおばちゃん。五年生に聞きに行くと、迷い癖が弱点の雷蔵がメニューを決められずに固まっている間に兵助が豆腐料理を次々に挙げていき、結局、五年生は全員豆腐料理に決定してしまう。周りに「お前のせいだ!」と怒られても兵助は「え? なぁに?」と怒られた理由が分からない。この頃は無自覚な豆腐好きだったのか、それとも豆腐料理が食べられる事に皆が怒るのが理解できなかったのか。
因みに全員が豆腐料理になった事を受けて兵助以外の五年生は激怒。この頃はまだ豆腐好きではなかったんだ。これが兵助の影響でやがて豆腐で一致団結するほどの豆腐好き集団へとなっていく。
ソウコにリクエストを尋ねたらメニューが次々に出てきて思わず逃げてしまう食堂のおばちゃん。いつもだったらこういう役回りはしんべヱなんだけど、この頃のソウコはキャラが立っていたなぁ。
練り物とらっきょが入っていなければなんでも良いと言った土井先生と野村先生へのメニューはちくわとらっきょのみじん切りが入った焼き飯。土井先生達に要望を聞いた後のおばちゃんの扉を閉める音がきつかったので怒ったのかもしれない。しかし、米粒より小さいみじん切りのちくわとらっきょを全て取り除く土井先生と野村先生にさすがのおばちゃんも負けを認める。あのおばちゃんに食べ物関係で負けを認めさせるとは凄い……。
匍匐前進で食堂に入室する文次郎が怪しすぎるw こんなの実際に見たら怖いw
何故か食堂で「首の持ち方」の講習をする斜堂先生と作法委員会。文次郎もツッコんでいたが何故に食事時間に食堂で……。
アニメではさらっと流しているけれど、ここでの「首の持ち方」はかなり怖い話である。
文次郎は特にアニメだといつも叫んでいる印象があるので食事前に感謝の言葉を述べるところはいつもとのギャップがあってキャラクターに深みが出ている。
小平太に押されて生首フィギュアをレシーブする羽目になった三之助。この頃の三之助は常識人のツッコミ役であった。
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