「まさかの社会の段」
『忍たま乱太郎』17期第46話
2009年6月1日放送
保健委員会の壊れた桶を修理する留三郎。忍術学園内の道具の修理を担当している用具委員会の日常が見られる。
町で山本シナ先生の変化の術を見て、伊作は「さすがに凄い」と素直に褒め称え、留三郎は「変化する必要が無いのに変化した理由は何か?」と考える。この辺りに二人の性格の違いが見えて面白い。
因みに留三郎が考えた山本シナ先生がこっそりと町に出た理由は「彼氏に会いに行く」であった。意外と『忍たま』では出てこない発想なのだが、この辺りが恋愛要素が多かった17期らしいと言える。
留三郎は山本シナ先生と黒戸カゲ先生のスパイを疑ったりと忍者らしい発想をする。そして最初はそう言う発想をしていなかった伊作も段々と留三郎の発想に引っ張られていって乱太郎の母上もドクタケの手に落ちているのかもと疑うようになる。最近では伊作の不運の影響を留三郎が受けると言う展開になっているが、この頃は留三郎の影響を伊作が受けてしまうと言う展開になっている。
今になって見返して思ったのだが、これって女子会の話だったのね。(翌年に「女子会」は新語・流行語大賞のトップテンを受賞している)
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