翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「予算会議が始まったの段」 『忍たま乱太郎』17期第76話

「予算会議が始まったの段」
忍たま乱太郎』17期第76話
2009年7月13日放送

 

遂に始まった予算会議。

 

まずは学級委員長委員会だが、どこの委員会にも属していないので予算会議は関係無いと言う設定なので今回の出番はここだけ。因みに原作では顧問の学園長と学級委員長委員会が結託して会計委員会を通さずに会議のおやつ代を計上していたりする。これは完全に不正経理なので、さすがにアニメではアウトだったのかな。
因みに会議のおやつ代の計上は学園長と学級委員長委員会が結託して行ったとなっているが、庄左ヱ門や彦四郎がこれに関わるとは思えないので、実際は学園長と三郎の二人だけで決めた事だと思われる。

 

今回の予算会議は会計委員会の顧問で部屋が離れになっている安藤先生の部屋で行われる事に。これは委員会同士のバトルの被害を少なくする為の処置だったのだろう。
ここで安藤先生のギャグに首を傾げる文次郎が可愛い。安藤先生は自分の高度なギャグを会計委員会の忍たま達では理解できないと嘆くが、後の委員会シャッフルの時の左門の発言を聞くに、ギャグを理解できないのではなく、単に呆れていて、なるべく関わらないようスルーしていたところもあったと思う。

 

火薬委員会は六年生がいない上、他の委員会に比べて人数が少ないので予算会議は不利と見た三郎次は小松田さんに助けを求める。あの三郎次があの小松田さんに助けを求めるって相当な事だ。まぁ、委員長代理の兵助はこの時はまだ大人しいキャラだったので六年生達と渡り合うのは難しかったのかもしれない。今だったら火薬の予算の他に豆腐関係の予算もぶん取っている感じがするが。

 

今回の話の後半は委員会ぞくぞく登場編となっている。ここで色々なキャラが登場するのだが、ただでさえ短い時間に多くのキャラを紹介しなければいけないのにご丁寧に委員会と学年学級を説明し、何故か名前もフルネームで紹介されるキャラもいて、おかげで結構な早口でキャラを紹介する事になって「声優さんも大変だなぁ……」と言う感じになっている。この辺りは浦沢さんがメインライターを務めた『激走戦隊カーレンジャー』で何故か「カーレンジャー」と略して呼ぶ事が少なくて、わざわざ長ったらしく「激走戦隊カーレンジャー」とフルネームで呼んでいたのに通じるものがある。

 

エンディングの声優さん達のクレジットが物凄い事になっているのは、もはや『忍たま』において定番のギャグになっている感じがする。

 

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