「予算会議が終わったの段」
『忍たま乱太郎』17期第78話
2009年7月15日放送
前回の続き。
生物委員会の予算についての説明を見ていると会計委員会はちゃんと仕事をしている事が分かる。会計委員会の人数で忍術学園のアレコレの予算を調べて計算しなければいけないなんて、それは真夜中までかかるわけだ。
カメムシ越冬隊が安藤先生の部屋で越冬すると知って悪い笑みを浮かべる一年は組の虎若と三治郎。一年い組の一平はそれに対してツッコむのだが、同じ委員会だからかツッコミがソフトになっている。
保健委員会が持ちこんだ細菌兵器の包みを留三郎が保健委員会に向かってアタック!
何故、アタックをした!?
文次郎を攻撃するつもりで不運な伊作に間違って命中しちゃったのかな?
予算が全額通ったと喜んだ保健委員会だったが実は薬とかの必需品が計上されていなかった事が判明。原因は委員長の伊作が風邪で体調が最悪だったので下級生だけで作った予算案の確認が出来なかったから。う~ん。それなら顧問の新野先生に確認してもらえば良かったのに……。
順番を巡って喧嘩をする図書委員会と作法委員会。
一年は組のきり丸と一年い組の伝七はガチで喧嘩しているが、一年ろ組の怪士丸と一年は組の兵太夫は仕方が無いからと苦笑いを浮かべながら実に軽い応酬をしている。ここは委員会単位の話でもクラス単位の付き合いも描かれていて面白い。
因みにこの図書委員会と作法委員会と用具委員会の順番争いは最終的には作法委員会の勝利となったようだ。図書委員会委員長の長次が生首フィギュアで倒れたので、残った文次郎と留三郎が仙蔵に勝てるかと言われたら勝てないような気がするので、妥当な結果かもしれない。
作法に関する用具・道具の管理を作法委員会に移す事は認めるが、それに関する開発研究費は認められないと言う文次郎。用具・道具の管理費じゃなくて開発研究費って、仙蔵は一体何を開発研究するつもりだったんだろう? 文次郎の怒りっぷりと仙蔵の何か企んだ表情を見るに何か裏があるのは確かだが……?
乱戦になった時の図書委員会の図書の貸し出しカードを鋤で弾く喜八郎がメチャクチャカッコイイ!
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