「喜三太のやきもちの段」
『忍たま乱太郎』24期第26話
2016年5月9日放送
乱きりしんの部屋を舞台に乱きりしんと喜三太と金吾の5人の掛け合いで話を進めた回。アニメにしては掛け合いの間が独特だったと言うか、アニメと言うよりはドラマや舞台やコントと言った役者同士の掛け合いを思わせる間の取り方だった気がする。
個人的に、
しんべヱ「乱太郎、手を挙げてどうしたの?」、
乱太郎「指名して」、
しんべヱ「乱太郎くん」、
乱太郎「はい」、
のやり取りが最高に良かった。
金吾は最初はナメクジが苦手だったがいつのまにか可愛いと思えるように。慣れって凄い。でも、喜三太のナメクジは芸達者で色々な動きを見せてくれるので実際に見たら結構可愛いのかもしれない。
そのナメクジを巡って喜三太と金吾が喧嘩になる。喧嘩しながらも実は誰かに止めてほしかったり、止めてほしい割には止めると文句を言ったり、ナメクジを巡る喧嘩が風魔や戸部先生の話へと脈絡なく飛んでしまったり、喧嘩していたはずがいつの間にかナメクジ布教の話になったりと話の筋の通って無さが逆に子供の喧嘩らしかった。
今回の話は最初はナメクジが苦手だった金吾がいつの間にかナメクジ大好き人間になっていたと言う話なので、次はナメクジに対して冷たい態度を取っていたきり丸が逆に乱きりしんの中で一番のナメクジ大好き人間になりそう。でも、きり丸は金儲けにならない事に熱中している姿を他人に見せたくないだろうから、こっそりとナメクジを可愛がりそう。
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