「魔家四将⑥ -雷震子・カシの木と言われる-」
『封神演義』第60回
あれだけ色々と悪口を言われた中でどうして「カシの木」がタイトルに選ばれたのだろう?
雷震子の目を通して姫昌と姫発を重ね合わさせる事によって「姫発は姫昌の後を継ぐ者」と言うのを見せたのが上手かった。
少年漫画では「戦う中で友情が芽生える」展開が多い。たとえば『キン肉マン』や『ドラゴンボール』ではキン肉マンや孫悟空の仲間の殆どは初登場時は敵であった。
『封神演技』も序盤は太公望が哪吒、楊戩、雷震子達と戦う中でお互いに一目置く存在へとなっていった。中盤から太公望は軍師として全体の戦況を見て動くようになってあまり戦う事が少なくなったが、今度は哪吒が太公望、天化、金吒&木吒、雷震子、楊戩、韋護と衝突しながらも打ち解けていくと言う展開を見せるようになる。
「魔家四将⑦ -天化再登場!!!-」に続く。