最年少の天祥が活躍する回。
『ドラゴンボール』の孫悟飯とかもだが週刊少年ジャンプのバトル漫画では少年が凄まじい素質や才能を秘めている事が多い。
今回の話は半妖態や原型と言った妖怪仙人ならではの展開になっている。『封神演義』序盤の設定を見ると、当初はこういう妖怪仙人との戦いをメインに据えた、どちらかと言うと『仮面ライダー』っぽい展開になるのかなと思ったが、実際はかなり初期の段階で殷周易姓革命の構図が出てきたので、今回のような話はむしろ異色と言う感じになった。
丘引は「宝貝を持たない人間の黄飛虎ならとっくに死んでいるだろう」と言っているが、実際の黄飛虎は宝貝無しで妖怪仙人に勝利できる実力の持ち主だったりする。
「趙公明攻略Ⅹ -迷宮2-」に続く。