翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「通天教主SIX」 『封神演義』第134回

「通天教主SIX」
封神演義』第134回

 

金鰲島を崑崙山ごと落とす作戦を立てた太公望だが、今回の話で本気で金鰲島と崑崙山を落とすつもりはなく、そう言えば聞仲は金鰲島を守る為に前線に出てこざるをえないだろうと言う考えだった事が明らかになる。(まぁ、実際に崑崙山を落としたら竜吉公主の命に関わるし)
この時点ではまだ聞仲の真意を知る事が出来なかったのが太公望にとって大きな誤算となる。

 

通天教主のスーパー宝貝・六魂幡。
前回の話では息子・楊戩の接近を拒む「壁」だったのが今回の話では息子・楊戩を守る「傘」になっている。

 

前回と今回の話では王天君が叫んだり喚いたりとかなり感情を表に出している。後に王天君は2人目と3人目が登場するのだが、3人の王天君は微妙にキャラが違っているように見える。たとえば1人目の王天君は通天教主が制御不能と見るやその場から逃げようとするなど自分の命を守ろうとするところが見えるが、これが2人目となると自分の命を惜しまないところがある。

 

雲霄三姉妹の究極黄河陣登場!
空間の中では敵は虫けら同然となると言う能力自体が既にチートだが、あの楊戩ですら張天君の紅砂陣をパンクさせるのにかなり消耗したと言うのに今回は天絶陣と烈焔陣の多重空間をあっさりとパンクさせてしまうと言う離れ技を披露。ぶっちゃけ、スーパー宝貝・金蛟剪よりヤバい能力のような気がする。(因みにこの時点で金蛟剪はビーナスによって太公望に渡されていた)

 

王天君まで倒されてしまった以上、もう十天君で話を引っ張れないのは分かるのだが、残り二人があっさりと倒されてしまったのは残念。柏天君とかじっくりと描いてほしかったデザインだったのだが……。

 

死闘一 -スープーパパ現る-」に続く。

 

 

封神演義 16 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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