「二年生のテストの段」
『忍たま乱太郎』25期第28話
2017年5月17日放送
今期の特徴である「ある特定の学年の生徒全員を登場させる話」。
こうして改めて見ると二年生4人は全員のキャラが全く違う事が分かる。三年生だと方向音痴が二人いるし、四年生も滝夜叉丸と三木ヱ門が目立ちたがり屋と言う共通点があるし、五年生は共通点を持つ者はいないが三郎が雷蔵に変装しているので同じ顔が二人いるし、六年生は他の学年に比べて同室絡みの話が多いと言うように何かしらコンビが組めるのだが実は二年生にはそのようなものが無い。以前なら左近や久作も三郎次と一緒に乱太郎達に意地悪をしていたのだが最近の左近や久作はそういう面はあまり見られなくなった。今回はその「二年生4人には共通点があまり無い」を掘り下げて「二年生4人がバラバラに動く」と言う展開にしている。尚、「共通点が無い」が「仲が悪い」かと言ったらそうではなくて最後は4人が協力して追試をクリアしている。
松千代先生は変装をしたら恥ずかしくなくなると言うのは『落第忍者乱太郎』の55巻にあった設定。ここでは着ぐるみを着るのではなくて山賊に変装していて、変装している間はその人になりきっているので恥ずかしくないとなっていた。その山賊の話がアニメでは変わっていて松千代先生の変装の場面が無くなったので、変装をしたら恥ずかしくないと言う設定はアニメでは今回が初登場となった。アニメでは着ぐるみを着れば恥ずかしくないと言う事なので顔や体が隠れていたら恥ずかしくないのかもしれない。
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