翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「綾部喜八郎の災難の段」 『忍たま乱太郎』25期第42話

「綾部喜八郎の災難の段」
忍たま乱太郎』25期第42話
2017年6月6日放送

 

喜八郎と三郎と言う珍しい組み合わせ。

 

基本的に喜八郎は穴掘り以外の事に興味が無いので、しんべヱの話もちゃんと聞かないし、三郎や小平太の事も深くは知らないので、三郎が吐いた嘘を見破る事が出来なかったし、いつも校庭で落とし穴を掘っているのに小平太が校庭で塹壕を掘っている事に気付かなかった。
喜八郎は前回の「魔の廊下の段」のように「○○を落とそうと思ったけれど落ちなかった」と言う話が意外と多いが、それも安藤先生を落としたいのに安藤先生の性格を読んで落とし穴を掘る事をせず、あくまで自分の考えだけで落とし穴を掘っているからなのかもしれない。

 

喜八郎も三郎も「周りを振り回す人」なのだが、喜八郎は周りの人に関心が無くて、周りの人を振り回すつもりは無くてただ穴を掘りたいだけなのだが、その穴によって結果的に周りの人が振り回されるとなっている。それに対して三郎は変装の術を使って相手のリアクションを楽しんでいるところがある。つまり、こちらは周りの人を振り回すつもりで行動している。そもそも変装の術は周りの人を深く研究しなければ成り立たない術なので、三郎は喜八郎と違って周りの人に関心が強い人物と言える。

 

今回の話は喜八郎が三郎に振り回されっぱなしであったが、それは喜八郎は落とし穴を掘るが生身の人間相手にどうこうする事が少なく、逆に三郎は生身の人間相手にどうこうする事が多いからであろう。

 

三郎がイタズラ好きなのはこれまでの話にもあったが、ここまで最初から最後までイタズラを仕掛け続けるのも珍しい。ひょっとして、雷蔵が近くにいる時はまだイタズラをセーブしていたのかな?

 

今回の三郎は変装すると声まで変わっていた。いつの間にか変装のレベルを上げてきている。でも変装した人間の記憶や能力も手に入れると言うのはさすがに嘘であろう。実際、地下通路にはお宝とかは無かったわけだし。

 

「喜八郎が無闇に落とし穴を掘ったから妖怪が出た」と言って喜八郎を気絶させた後、喜八郎が目を覚ました時に喜八郎の格好で新たな落とし穴を掘っている姿を見せつける三郎はハッキリ言ってタチが悪いw

 

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