翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「五年ろ組がお手伝いの段」 『忍たま乱太郎』25期第43話

「五年ろ組がお手伝いの段」
忍たま乱太郎』25期第43話
2017年6月7日放送

 

そんなに困る物なら捨てちゃえば?と思うが、きり丸は学園長のブロマイドでも捨てるのは勿体ないと考えちゃうんだろうなぁ……。難儀だ。

 

今回は五年ろ組の話。この3人が揃う話って意外と珍しいかも。雷蔵と三郎のコンビが定着しているので、そこに八左ヱ門を加えるのが難しかったイメージがあるが、今回の話を見るとトリオとしてのバランスが良い。八左ヱ門が上手い具合に話を引っ張っている。

 

学園長のブロマイドの捌き方だが、乱太郎達はただ声をかけて配るだけだったが、八左ヱ門はまず受け取ってもらえる状況を整えてからブロマイドを配ろうとした。しかし、状況を整えてもブロマイドそのものに価値が無かったので捨てられてしまい、それを見た三郎はブロマイドを隠して配ろうとした。が、包み紙に隠してもブロマイドは捨てられてしまったので、最後に登場した雷蔵はブロマイドとは別に同情心を誘って配る事にした。こうして見ると五年生は前の人の失敗を見て新たな作戦を立てている事が分かる。
乱太郎達も五年生達も学園長のブロマイドをどうやって配ろうかと色々考えたが、最後は学園長のブロマイドを「ブロマイドとして見るのではなくて丈夫な紙として見る人」が現れて問題が解決する。この発想の転換が上手かった。

 

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