「ナメクジの気配の段」
『忍たま乱太郎』20期第18話
2012年4月26日放送
戸部先生と金吾の剣の師弟の話。
「照星の弟子の段」と比べると師匠である戸部先生は完成された人物ではない。でも、師匠ですらまだまだ未熟な部分があるとする事で「剣の道は険しい」と言う事が伝わる。
でも、部屋の中で剣を振りまわすのは危険なのでどうにかした方が良いと思う。
戸部先生がどうしてナメクジの気配に気付かなかったのかだが、直前に喜三太と金吾が「部屋がナメクジ臭いが戸部先生はそういう事は気にしない人」と言う会話をしていたのが答えなのかな。あまり興味関心が無い存在に対してはどうしても警戒心が無くなってしまうのだろう。
剣の極意を得る為にナメクジの動きを観察する事にした戸部先生。最後は「ゆらり」ならぬ「のろり」の動きを会得したらしいが、もし「ナメクジの気持ちになるのだ!」と言ってナメクジの動きではなくてナメクジの姿を真似する事を選んでいたら牧之介と同レベルになってしまうところであった。危ない危ない。
「平和な放課後の段」に進む。