翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「美人のお嬢さんの段」 『忍たま乱太郎』20期第23話

「美人のお嬢さんの段」
忍たま乱太郎』20期第23話
2012年5月3日放送

 

前回の続き。

 

借り物競走も遂に決着。
尊奈門の伝子さんへの失言に対する忍たま達の反応を見るに、皆は伝子さんを美人と思ってはいないけれど伝子さんの怒りが怖いから黙っていると言う感じかな。それにしても、あれだけの怒りを買っていながら訂正しない尊奈門は正直と言うか融通が利かないと言うか……。

 

今回の大運動会は学年別に争っているのだが競技はクラス対抗だったり委員会対抗だったり上級生と下級生の混合だったりしている。これは競技をする際のパワーバランスを考えての事なのだろうけれど、点数の入り方が複雑になるのでちょっと分かり難かった。

 

原作と違ってアニメでは学園長が楓さんと如月さんと食事に行くので大運動会を再び中断するとなっている。大運動会第二部は予め決められたものではなくて学園長が朝起きた時の気分で急遽決めてしまったものなので、こういう不測の事態が起きてしまった。
因みに学園長は原作と違ってアニメではおシゲちゃんと言う孫がいるので、「若い頃から妻とは別に付き合っていた女性二人とダブルブッキングをしちゃったので、学校のイベントを中止してデートをする事にして、それらを孫娘のおシゲに報告させた」と言うとんでもない事に……。こうして改めて見ると大運動会編の学園長ってかなり迷惑な人だよね。

 

結局、大運動会第二部で行った競技は借り物競争だけであった。大運動会編は競技一つで3話から4話まで引っ張っているのでテンポが悪く、競技が一つ終わる度に大運動会を一度終わらせて後で再開しているので色々と展開がおかしくなっているところもある。大運動会編は無理して原作通りにせず、もう少しアニメオリジナルに作り変えても良かったんじゃないかなと思う。

 

行き倒れ寸前の段」に進む。