「雉鶏精・孔宣登場!」
『封神演義外伝』第3回
今回の話の冒頭で妲己が味わっている「赤ワインとウインナー(腸詰め)」だが、赤ワインで「血」を、ウインナーで「肉」を連想してしまう。
申公豹は雉鶏精の出現によって今から先の未来が変わる可能性を指摘するが、そこからさらに歴史の改変を阻止する為に未来から何者かがやって来る事まで指摘し、その何者かを妲己は太公望だと考える。
この時点では申公豹も妲己も太公望の正体が始祖である事を知らないのに二人ともこの事態を収拾するのは太公望だと予想しているのが興味深い。「カン」であろうか?
黒点虎の千里眼については今までも何度か触れられていたが今回の話では「順風耳」と言う遠くの事を聞く能力が明かされた。そう言えば仙界大戦時に元始天尊がボソッと呟いた「歴史の道標」と言う単語を黒点虎はちゃんと聞いていたなぁ。
孔宣の能力がチート過ぎる!
今回の話は「外伝」ではあるが本編の話の続きとなっている。そしてバトル要素のある作品は基本的に「後に登場する敵キャラの方が強い」となっている事が多い。今回登場した孔宣もそのパターンに則っていて、女媧が出来なかった「時間を巻き戻して失敗を無かった事にする」をあっさりとやってのけている。
「四不象・結婚してることを思い出す」に続く。