翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「ビックリパーティーの段」 『忍たま乱太郎』20期第63話

「ビックリパーティーの段」
忍たま乱太郎』20期第63話
2012年6月28日放送

 

前回の続き。

 

娘さんに見栄を張ってしまった安藤先生の為に一年は組はドクタケとタソガレドキから安藤先生に誕生日プレゼントが来たと言う嘘を用意するが、本物のドクタケとタソガレドキが忍術学園に来てしまうと言う話。
面白いのは「本物の八方斎と昆奈門が来たけれど、彼らが安藤先生と知り合いと言うのは嘘」と言うところ。なので、昆奈門が紹介した安藤先生の戦での言動も全て嘘となる。(実際、10話前の「実戦に弱い原因の段」で安藤先生は実戦から遠ざかっていると言う説明があった)
つまり今回は「この場にいるのは全員本物。でも、今回語られているエピソードの殆どが嘘」と言う作りになっているのだ。

 

原作回だからと言うのもあるが、八方斎は悪ぶっている時より良い人の時の方が怖くて大物感が出ると言うのが興味深い。

 

よく考えたら、あれだけ大勢のドクタケとタソガレドキの忍者隊が忍術学園に来ていたと言うのが凄い。
おそらくは八方斎と昆奈門の今回の目的を知った学園長が特別に許可したのだろう。そして八方斎と昆奈門も今回はその信用を裏切らないで誕生会参加以外の行動は起こさなかった。(やろうと思えば誕生会の裏で誰かに忍術学園を調べさせる事も可能だったはず)
子供達への大人達の余裕と言うのを感じる話であった。

 

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