「138億年前へひとっ飛び!?の段」
『忍たま乱太郎の宇宙大冒険 with コズミックフロント☆NEXT』
2017年12月31日放送
『忍たま乱太郎』と『コズミックフロント☆NEXT』のコラボ第6弾。
遂に宇宙誕生の瞬間が描かれる事となった。
それにしても「地球は丸い」や「タイムスリップ」と言う考えを持っていない乱太郎達を主人公に据えてこういう話を展開するのは大変だっただろうなぁ。
タイムスリップと言えばお約束とも言える「恐竜に追いかけられる」場面があって嬉しい。自分が子供の頃に見ていたタイムスリップものでは必ずあった展開だったので懐かしい。
創造の女神はおばあさんの姿はリリー婆さん、美女の姿は山田先生の奥さんやミス・マイタケ、少女の姿はくの一を思わせる部分がある。ひょっとしたら、乱太郎達は自分達の頭の中にある女性を元に創造の女神の姿を自分達なりに作り上げていたのかもしれない。
つまり、創造の女神はその年齢によって赤ん坊、少女、美女、お婆さんと言う四つの姿を持っているが、その姿は見る人によってそれぞれ違っている。もし私(翔龍shoryu)が創造の女神を見たら、私の頭の中にある赤ん坊、少女、美女、お婆さんの情報に基づいた姿が現れると言う感じ。
最後の赤ん坊になった創造の女神の姿は『2001年宇宙の旅』を思い出させる。創造の女神が『2001年宇宙の旅』のスター・チャイルドと同じような存在だと考えると彼女の謎のいくつかを解く事が出来る。
ところで最後に歴史が変わった理由がよく分からない。
山田先生の発言を変えるような何かがあったようには思えなかったんだけれど、あれは創造の女神が歴史をちょっと修正してくれたと言う事なのかな?