「豆を移す習の段」
『忍たま乱太郎』21期第36話
2013年5月20日放送
今回から原作回。
皆は休みなのに乱きりしんだけ忍術学園に呼び出されてしまう。乱太郎達は誰かの誕生会の準備をするのかと思うが実際は補習授業であった。そりゃそうだ。
因みに休みの間に誰かの誕生会の準備をすると言うのは18期にあった夜間パトロール編を踏まえた台詞だと思われる。懐かしい。
「豆を移す習の術」を習っていないと言う乱太郎達に対して「教えたはずだ! 教えた事以外テストに出さん! 『忍たまの友』をよく読めば出来るはずだ!」と反論する土井先生。
そうなんだよね。それなのに自分もテストで全く身に覚えが無い問題を目にする事がある。人間の記憶って当てにならないよなぁ。
雑渡昆奈門によると伊作は「忍者の可能性が無いわけではない」らしい。そう言えば以前に昆奈門が伊作に言っていたのは「忍者に向いていない」であった。あの優しい性格を直せば伊作は一流の忍者になる可能性があると言う事なのかな。元々、技のキレは六年生一と言う設定があるし。
昆奈門が言う「忍者の可能性が無い人物」は雷蔵の事であった。こちらも18期にあったオリエンテーリング編で昆奈門は雷蔵と戦い、雷蔵が迷い癖を見せている間にボコボコにしていた。あの時は昆奈門が相手だったのでボコボコにされる程度で済んだのだが実戦だと雷蔵は確実に命を落としていた。昆奈門としては一度注意しておかなければいけない問題だったのだろう。
雷蔵の迷い癖については忍術学園の先生達も把握していたのだが、先生達は昆奈門ほどキツくは言ってこなかったと思われる。おそらく先生達は卒業するまでに迷い癖を治すつもりだったのであろう。ここは「学校の先生」と「戦場に生きる者」の違いかなと思う。
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