「再び補習の段」
『忍たま乱太郎』21期第41話
2013年5月27日放送
『忍たま』は原作をアニメ化する時に長い話を5話以内に収めて週をまたがないようにする事がある。もし5話で話が収まらない時は一度区切って後で続きをしていて、今回の豆を移す習の術の話も前回で一度区切りが付けられている。
面白いのはこれまでは続きの話を数週間後にやっていたのを今回は翌週すぐに続きをしている事。なので、豆を移す習の術の話は前回で一区切り付けられたように見えて実は次回の第42話まで続く話となっている。
今回の雷蔵が素早い判断を下す事が出来たのは直感力と経験が両立されていたから。
直感力は前回の補習で鍛えられていて、経験はいつも一緒にいる三郎の言動が役に立った。今回、三郎が補習に付き合った事で雷蔵が素早い判断を下す時に必要な経験の部分を助ける事になった。
前回の話でドクタケも豆を移す習の術をしていた事が分かるのだが実は今回の話で風鬼達は豆の数を間違って覚えてしまって術を失敗していた事が判明する。
アニメではカットされているが原作では八方斎が命懸けで囮になっていたのに失敗するなんてと乱太郎達が嘆く場面がある。いや、もう、本当に八方斎が気の毒だ。一歩間違っていたら命を落としていたと言うのに……。
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