「さわやかな尾浜勘右衛門の段」
『忍たま乱太郎』21期第59話
2013年6月20日放送
勘右衛門は忍たまの中でも話が横道に逸れる事が殆ど無いキャラクターとなっている。これが他の五年生だと雷蔵は迷い癖で、三郎は変装で、兵助は豆腐関係で、八左ヱ門は生物関係で話が逸れると思うが、勘右衛門にはそう言うのが無いので勉強を教える事に話が集中できる。
勘右衛門の教え方が土井先生や山田先生より上手かったのは「自分も一年生の時に苦労した」と言うエピソードを持っているからかな。土井先生や山田先生もどこかで誰かから忍術や勉強を習っているのだが、勘右衛門は乱太郎達と同じく忍術学園で忍術や勉強を習っているので、先生達より乱太郎達に寄り添った教え方が出来るのかもしれない。
物事は教わるよりも教える方が難しい。何故なら完全に理解が出来ていないと他の人に教える事が出来ないからだ。そう考えると、庄左ヱ門に教えられるほどに乱太郎達に内容を理解させた勘右衛門の凄さが分かる。将来は忍術学園の教師になっても良いんじゃないかなと思えるほどだ。
勘右衛門に言われたとは言え、いつも自分が勉強を教えている乱太郎達に勉強を教わる事が出来るのが庄左ヱ門の強さだと思う。
庄左ヱ門に勉強を教える時の乱太郎達のイケメンボイスが実に腹が立つw
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