翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「雨が降るのは誰のせい?の段」 『忍たま乱太郎』22期第64話

「雨が降るのは誰のせい?の段」
忍たま乱太郎』22期第64話
2014年6月27日放送

 

前回の続き。

 

いつもは皆に「誰?」と言われてしまう数馬が目細さんを見て「誰?」と言う小ネタが面白い。

 

原作でも「団地長者」のネタがあったがアニメでは昔話風の話まで加わって面白さが倍増している。

 

忍術を聞いたしんべヱが食べ物関係と聞き間違えるのは『忍たま』のお約束だけれど、今回は聞き間違いが重なってしんべヱの発言が実は正しかったと言う珍しいパターン。

 

ドす部下はあまり強くない印象があったけれど本気の仙蔵と互角に戦えると言う事は実は強かった事が分かる。(一応、仙蔵の第一の目的は場所移動だったけれど、それでも「何とか出来た」と言っているので楽勝ではなかったはず)
文次郎と留三郎の挑戦を受けたドす部下は退却しようとするが、その理由も「多勢に無勢」だったので、一対一なら退却しなくて大丈夫と判断したように見える。
原作回とアニメオリジナルとでは設定が微妙に違うのだが、厳禁シリーズやアルバイトシリーズを見ていると六年生と戦えるドす部下は実は凄い事が分かる。

 

原作ではこの前の看板盗難事件と今回の豆乳事件が同時進行なのだが、看板盗難事件で「実力の無い忍者は真っ先に命を落とす」とした後で今回の話で「実力のある忍者も残置諜者として命を捨てる任務を命じられる事がある」とするところに『落第忍者乱太郎』のシビアな世界観が見える。

 

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