「ウーロン対決孫悟空」
『DRAGON BALL』其之六
本編より先に扉絵でウーロンの正体が明らかにされている。
前回の話ではウーロンが村にやって来る時間は「12時」となっているが今回の話では戦いの時間が「15時」になっている。ミスかな。
スープの入ったラーメンの丼を持ったロボットに変身したウーロンだがスープの熱さで火傷をしてしまう。自分が変身して出したもので傷付くって……。
「悟空と戦った敵が仲間になる」は『DRAGON BALL』の一つのパターンであるが今回のウーロンはその第1号と言える。
初期の『DRAGON BALL』は『西遊記』を元ネタにしているが、三蔵法師に当たるブルマや沙悟浄に当たるヤムチャが元ネタと大きく異なるのに対し、悟空、ウーロン、牛魔王は元ネタに近いキャラクターになっている。
ウーロンにさらわれた「ヘッジ」「ホッグ」「リー」と言う女の子達の名前は何か元ネタがあるのかなと調べてみたら戦車のニックネームらしい。ミリタリー好きな鳥山明さんらしいネーミングである。
「ヤムチャとプーアル」に続く。