「亀仙人をたずねて」
『DRAGON BALL』其之十二
亀仙人が「武天老師」と呼ばれていて、一番弟子が孫悟飯で二番弟子が牛魔王である事が判明。悟空に巧夫(クンフー)を教えた孫悟飯の凄さが判明した事で悟空の強さの秘密も少し分かる事が出来た。
フライパン山の炎は亀仙人が持っている「芭蕉扇」で消せるとの事。このエピソードは『西遊記』にもあったもの。
牛魔王は武天老師の居場所を探す為に一人娘のチチを使いに出していた。
強いとは言え、あんな格好をした女の子を一人で旅に出すとは危ないなぁ。ヤムチャがロリコンでなくて良かった。
『DRAGON BALL』はネーミングに法則があって、最初のシリーズでは孫悟空や牛魔王と言った『西遊記』から名付けられたもの、ウーロンやヤムチャやプーアルやピラフと言った飲み物や食べ物から名付けられたもの、亀仙人や兎人参化と言ったキャラクターに因んで名付けられたものとなっているが、ヒロインのブルマとチチだけはそう言う法則が無かった。(後にブルマは服から名付けると言う法則が出来るが)
それにしてもこの時の悟空とチチの出会いが本当に結婚まで至るとは当時は思わなかったなぁ。
後の悟空との出会いの印象が強烈で記憶が上書きされたのか、チチは悟空にプロポーズした事は覚えているがその前にヤムチャにプロポーズされた事は特に覚えていなかったようだ。覚えていたら面倒な事になっていただろうなぁ……。(因みにアニメでは覚えていて悟空との結婚後にチチがその事を告げる場面がある)
「亀仙人の芭蕉扇」に続く。