翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「ピラフと謎の軍団」 アニメ『DRAGON BALL』第30話

「ピラフと謎の軍団」
アニメ『DRAGON BALL』第30話
1986年9月17日放送

 

今回から新シリーズ。

 

今回は『DRAGON BALL』初の完全アニオリ話となっている。

 

ピラフ一味が再登場。
シュウの話によるとドラゴンボールの反応が復活したのは今回の話の冒頭のようだ。ピラフは「あれから1年と15日」と言っているのでドラゴンボールは一年ちょうどの復活ではないようだ。

 

今回からレッドリボン軍が登場。レッド総帥やシルバー大佐は原作とは違った登場シーンとなっている。レッド総帥の最初の台詞が抹殺指令だったりシルバー大佐が大軍団を率いていたりと両者とも原作より大物な描かれ方をしている。特にシルバー大佐はこれまでの敵キャラと違って子供がいても容赦なく家捜しをしたり古道具屋の主人を殺害したりとかなりシリアスなキャラクターとなっている。

 

ピラフ一味の再登場とレッドリボン軍の登場の他に今回はコソ泥の少年と悟空のやり取りがある。この頃の悟空達はまだ「気を探る」が出来ないのでドラゴンレーダーを盗まれると取り返すのが非常に厄介である。(今回はコソ泥の少年がお風呂に入っていなかったので体臭で探す事が出来た)

 

古道具屋がピラフにドラゴンボールを売りつけるが結局は偽物であった。ドラゴンレーダーが古道具屋で反応があったので本物に思えたが、よく考えたらドラゴンボールは今回の話の冒頭で石から復活しているので古道具屋がこのタイミングで光るドラゴンボールを所有できたのは実はおかしかったりする。ピラフがこのおかしさに気付けたら偽物に大金を払う事もなかったのに……。

 

コソ泥の少年の詳しい説明は無かったが見る限り天涯孤独の身で盗みで生計を立てている感じ。基本的に緩い雰囲気だった初期の『DRAGON BALL』では珍しくハードな雰囲気を感じるキャラクターであった。(少年自体は明るい性格だったので見ている時はそう言うハードさは感じないが)

 

ゲゲ! ニセ悟空出現!!」に続く。