「ゲゲ! ニセ悟空出現!!」
アニメ『DRAGON BALL』第31話
1986年9月24日放送
今回もアニオリ話。
原作ではシルバー大佐の一味は20日掛けてもドラゴンボールを見付けられなかったがアニメでは前回の話の冒頭でドラゴンボールの反応が復活しているのでレッドリボン軍はドラゴンボールの反応が復活して数時間後には七ヶ所に軍の派遣を完了させていると言うかなり有能な組織になっている。
ピラフ一味に続いてチチと牛魔王が再登場。
原作では牛魔王と地元の住民の関係は殆ど描かれなかったがアニメではフライパン山の件が解決した後は良好な関係になった事が描かれている。
牛魔王の恐ろしさは以前にもウーロンとヤムチャによって語られていたが今回の話ではピラフ一味やレッドリボン軍でも牛魔王は警戒すべき恐ろしい相手である事が語られている。
原作では子供時代の悟空とチチが二人きりになったのは亀仙人に芭蕉扇を貰いに行く時だけだったがアニメでは今回の話で湖畔で二人で一緒にリンゴを食べる場面がある。あの悟空が他人に食べ物を分けるとは珍しい。この頃は恋愛感情を理解していないだろうが既に悟空はチチの事を気に入っていたのかもしれない。
悟空を突き飛ばすチチとシュウを突き飛ばす牛魔王を見るとチチは牛魔王の娘なんだなぁと思う。
牛魔王の勘違いを利用してシュウが悟空の真似をする事に。
この時はシュウが悟空の顔を模した物を被っているが後に今度は悟空がシュウの忍者服を着る事になる。
「ドラゴンボール探し編」の敵であった牛魔王とピラフ一味と今回のシリーズの敵であるレッドリボン軍が争うと言う敵同士の戦いは燃える!
実は原作では牛魔王の戦いが無いので実力がイマイチ分からなかったのだがアニメではレッドリボン軍との対決がある。戦車隊をものともせず、レッドリボン軍も目潰しをしてようやく何とか出来たところを見ると、やはり強かった事が分かる。
「消えた!? 空とぶ要塞」に続く。