「消えた!? 空とぶ要塞」
アニメ『DRAGON BALL』第32話
1986年10月1日放送
今回もアニオリ話。
村に残っていたレッドリボン軍を倒す悟空とチチ。
この格好良い悟空を見たらチチも惚れるだろうし、強さを基準にしていた悟空もチチを気にするようになるだろうな。
牛魔王はレッドリボン軍の事を知らなかったので今回の件を「自分の悪事に苦しめられた人達の復讐」と考える。以前に牛魔王は殺人をしていたと仄めかされていたが、その罪がここで返ってきた。
ドラゴンボールが離れている事を知った悟空は急いで旅立とうとする。
チチ「オラとの祝言は?」、
悟空「また来るから!」。
これで6年放置となったらそりゃチチさん怒るわ……。(アニメではピッコロ大魔王編で再会しているけれど悟空は祝言を挙げに来たわけじゃなかったし)
そう言えば少年時代の悟空は結局じいちゃんの形見の四星球を手に入れられなかったなぁ。今回の旅でも手に入れてすぐにウパの父親を生き返らせるのに使う事になったし。
自分は「ナメック星編」のフリーザ一味とベジータの対立のような「敵同士が戦う」と言うシチュエーションが好きなので今回のピラフ一味とレッドリボン軍の対立も見ていてメチャクチャ盛り上がった。
原作ではシルバー大佐の台詞で触れられるだけだったブラウン隊だがアニメではピラフ一味と戦うシルバー大佐への援軍として登場している。
ピラフが悟空に差し向けたマシンは後に登場するピラフマシンに似ていた。残念ながらピラフマシンと同じく悟空の敵ではなかった。
この頃の『DRAGON BALL』はまだ強さのインフレがあまり無かったがアニメでは前シリーズの強敵であった牛魔王とピラフ一味をレッドリボン軍が倒す事で前シリーズに登場した敵よりレッドリボン軍の方が強いと言うのを印象付けている。
「龍の伝説」に続く。