「孫悟空快進撃!」
『DRAGON BALL』其之九十四
今回は全編アクション編となっている。
『DRAGON BALL』は一対一の戦いが多いので今回のような大勢の敵を相手にした戦いがメインの回は意外と珍しい。
レッドリボン軍と戦う事を嫌がるウーロン達に「なにかの役にはきっとたつ!!」「みんなだって悟空に助けられたことあるだろうっ!!」と説得するヤムチャ。
この辺りからヤムチャは戦力的に厳しくなっていくのだが、一方で精神面で皆をまとめているところがあって、実は悟空達のチームになくてはならない存在になっている。
悟空に突撃された状況を見てブラック補佐は「わが軍の主力メンバーはボールさがしの時すでにあいつにやられてます」と語る。タイミング的にバイオレット大佐は本部にまだいると思われるのだが、ここで戦力として挙げられないと言う事は彼女自身はそれほど戦闘力は高くないのかな。
「こんなエレベーターのつかいかたもしらんようなガキにレッドリボン軍がやられてたまるか……!!」。
レッド総帥から見たレッドリボン軍編を一言で表すとこの台詞になるんだろうな。
「レッド総帥死す!」に続く。