「仮面男の正体は!?」
アニメ『DRAGON BALL』第76話
1987年8月26日放送
原作の第107話「悟空のシッポ」と第108話「孫悟飯」をアニメ化した話。
そう言えばアニメの悟空と仮面男の戦いはお盆の時期の放送だったんだなぁ。
ピラフ一味が再登場。原作にもあったピラフ一味が悟空の弱点を知る展開に加えて最新兵器ピラフマシンの威力を示す場面がある。又、原作ではピクニックをしていたがアニメでは勝利を確信したピラフ大王がワインを飲むと言う要素が加えられていて原作よりピラフ一味に勝機があるような雰囲気になっている。
原作では仮面男の正体が判明してから決着まですぐであったがアニメではかなり長くなっている。
ブルマ達はこのままでは悟空が死んでしまうが悟空は絶対に降参しないだろうと心配する。後に悟空はセルゲームで降参するが「悟空は絶対に降参しない」と言うヤムチャ達の認識を頭に入れて見るとあの時のヤムチャやブルマの衝撃がよく分かる。
ブルマ達が悟空を心配するのを見て孫悟飯が「お前、ええ友達が出来たのう。あんなに皆がお前の事を心配してくれとる」と呟くのは良いアニオリであった。
原作でも悟空のシッポがちぎれたので弱点が無くなったと言う話があるがアニメではこれで形勢が逆転すると言うやりとりが追加されて悟空の勝ちがより分かりやすくなっている。
あまり心情を語らない悟空であるが悟飯じいちゃんと再会した時にアニメでは「会いたかった」と語っている。
原作では悟飯じいちゃんがお面を付けていた理由は語られていないがアニメでは「悟空の本当の成長を知る為に正体を隠して戦った」と説明されている。
ブルマが悟飯じいちゃんにドラゴンボールについて語る場面は原作ではカットされているがアニメでは『ドラゴンボール伝説』をバックにこれまでの話が振り返られている。
「ピラフの大作戦」に続く。