「いざ御前試合! 悟空vs天龍」
アニメ『DRAGON BALL』第80話
1987年9月23日放送
今回も完全アニオリ話。
前回が村を苦しめる悪党を懲らしめると言うドラゴンボール探し編のような話だったのに対して今回は御前試合と言う天下一武道会編のような話となっている。(ゲストの小拳も悟空をライバル視して汚い手を使ってしまうあたりが初期のクリリンぽかった)
原作ではクリリンとの試合まで悟空が尻尾を鍛えているかどうか明らかにされていなかったがアニメでは今回の話で悟空がちゃんと尻尾を鍛えている事が語られている。
悟空は南に向かう途中に強い人と会う為に都に行く事になるのだが、ひょっとしたら今回の舞台は南の都だったのだろうか? それとも「比較的大きな街」と言う意味で「都」と説明されたのかな?
原作では地球は犬の国王一人に治められている感じであった。(ピラフが「大王」を名乗っているが自称っぽい感じ)
しかし、アニメではピラフの支配地域が描かれてちゃんと王として扱われていたり今回の話で御前試合を開催する王様が登場したりと犬の国王以外にも支配者がいるとなっている。
この時点の悟空は桃白白や亀仙人より強いのだが、そんな悟空でも一目置く強さを持つ天龍や大拳の登場に驚く話。亀仙人も言っていたが世界にはまだまだ未知の強者がいるんだなぁ。
悟空が『聖闘士星矢』の「ペガサス流星拳」を思わせる「幻星拳」を使ったり、王様が悟空の勝利を「見事なクソ力」と『キン肉マン』の「火事場のクソ力」を思わせる表現をしたりと週刊少年ジャンプの他のバトル作品を思わせるところがチラホラあった。
「悟空・魔界へ行く」に続く。