「逆転!! クリリンの8でんネ大作戦」
アニメ『DRAGON BALL』第91話
1987年12月9日放送
原作の第121話「クリリンの大作戦」をアニメ化した話。
サブタイトルの「8(パー)でんネ」は『オレたちひょうきん族』で明石家さんまさんが演じていた「パーデンネン」が元ネタだと思われる。
餃子は肉弾戦は苦手なイメージがあったのでアニメで頭突きを活かした肉弾戦を展開したのには驚いた。
又、餃子は小さいので打たれ弱いイメージもあったのだがクリリンのかめはめ波に耐えた描写を膨らませたのかアニメではジャッキー・チュンも驚くタフさを見せている。
アニメでは鶴仙人と桃白白が組み手をしていた過去が描かれている。シリアスなタッチでかなりカッコイイ。
他にも一緒に食事をしたり談笑したりしている場面があって仲の良い兄弟だった事が分かる。
原作で餃子の敗北を見た鶴仙人が「算数の修行もさせておけばよかった…」と悔しがる場面があったがアニメではその後に実際に算数の修行をする場面がある。ただ厳しくするだけの修行内容でこれでは餃子の算数の成績が上がらなさそう……。
鶴仙人達の寝ている姿が出てくるが鶴仙人がハートマークのパジャマを着ていたり餃子がクマのぬいぐるみと一緒に寝ていたりと妙に可愛い感じになっていた。
原作では鶴仙人が戦う場面は描かれていないがアニメでは忍者の格好で悟空の寝室に忍び込んで暗殺しようとする場面がある。
色々理由を付けているが結局は暗殺ではなく試合で決着を付けようとするところで暗殺者の鶴仙人と武道家の天津飯の違いが出てきた。
「おまたせーっ! 孫悟空参上!!」に続く。