翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「ゲゲゲッ!! 新鶴仙流・太陽拳」 アニメ『DRAGON BALL』第94話

「ゲゲゲッ!! 新鶴仙流・太陽拳
アニメ『DRAGON BALL』第94話
1987年12月30日放送

 

原作の第124話「若き天津飯」をアニメ化した話。

 

アニメではジャッキー・チュンの正体に気付いた鶴仙人がテレパシーで亀仙人に話しかけて確信を得る場面がある。この場面を見ると仲は悪いがなんやかんや付き合いの長い二人である事が分かる。

 

前半で天津飯の攻撃を受けたジャッキー・チュンが危うく場外に落ちそうになるが何とか踏ん張る場面がある。これは後半で天津飯の技にキレが無くなってジャッキー・チュンを場外まで追いつめられなくなる場面と天津飯の実力を認めたジャッキー・チュンがあっさりと場外負けを選択する場面へのフリにもなっている。

 

場外負けを選択した亀仙人の行動を「まともに戦って負けるのが嫌だったから」と鶴仙人が解釈するのは原作と同じだが、鶴仙人の独り言に近かった原作と違ってアニメでは自分の勝利を信じられなくて揺らぐ天津飯の心を落ち着ける為に鶴仙人がテレパシーで天津飯に語りかける場面になっている。鶴仙人が弟子のフォローをするのは珍しくてちょっと驚いた。

 

棄権した亀仙人が鼻歌で童謡の『浦島太郎』を歌っているが実は亀仙人のアニメでの初登場場面も『浦島太郎』を歌う場面だったする。

 

ファイト!! 悟空VSクリリン」に続く。