「クリリンの作戦、悟空の作戦」
『DRAGON BALL』其之百二十七
実は弱点の尻尾を鍛えていた悟空。
カウントナインまで尻尾の弱点が有効のように見せてクリリンが油断したところを逆襲すると言う悟空の意外な演技力に驚くが、そう言えば悟空はやられた振りをする事が結構あるかも。
3年の間に尻尾の弱点を克服していた悟空を見た亀仙人は「そうたやすく弱点を克服できるものではない。かなりの修行を自ら積んでおったのじゃろう」と考える。事実、この後に登場するラディッツは尻尾の弱点を克服出来ていなかった。
悟空とクリリンの試合をよく見るとクリリンはフェイント、太陽光、弱点の尻尾、不意打ちと色々やっているのだが悟空に大きいダメージを与えられないと好勝負であったのだが悟空とクリリンの実力差も分かってしまう内容であった。
最後の悟空の攻撃をクリリンは全く理解出来ず、亀仙人と鶴仙人は目で追えなかったが理解は出来て、天津飯は目で追う事が出来たとこの時点でのそれぞれの実力が分かる感じになっている。
悟空の実力を見た亀仙人が「みるたびに大きゅうなってゆく」と悟空の成長を受け入れているの対して鶴仙人は「とんでもないやつじゃ」と悟空の強さを脅威と捉えている。この鶴仙人の反応は亀仙人が鶴仙流の天津飯の強さを称えていたのと対になっている感じがする。
「天下一のスーパーバトル!!」に続く。