翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「キングキャッスルの攻防!!」 アニメ『DRAGON BALL』第113話

「キングキャッスルの攻防!!」
アニメ『DRAGON BALL』第113話
1988年5月25日放送

 

原作の第148話「カリン様に会え!!」と第149話「世界征服」をアニメ化した話。

 

地球儀を破壊するピッコロ大魔王。
これから彼が何をするのか分かりやすく説明されている場面。
後にセルもセルゲーム宣言の時にTV局のセットに描かれている地球を吹き飛ばすと言うパフォーマンスを見せているがこれはピッコロ大魔王の影響だったのかもしれない。

 

アニメではピッコロ大魔王がキングキャッスルを襲撃した日は犬の国王の在位20年を祝う日でもあったとなっている。
この式典に世界各地から人々が集まっていてその中にスノがいると言うのは面白いアニオリであった。

 

原作では会話をしていないウパとヤジロベーだがアニメでは負けん気が強いウパと口の悪いヤジロベーが喧嘩する場面があり、原作ではカリン塔を登る二人に向かってウパが「悟空さんもヤジロベーさんもがんばってね!」と応援しているのに対してアニメ版では悟空だけを応援していたりする。

 

原作では天津飯魔封波を完成させた後にカメハウス亀仙人達の死を伝えているのだがアニメではブルマ達がドラゴンボールの反応があった場所に様子を見に来て亀仙人達の死を知る事になっている。

 

ピッコロ大魔王のキングキャッスル襲撃は平和の式典で女の子が花を持っているところを爆破して死体溢れる中に女の子の潰された花を見せると言うかなりエグい演出になっている。

 

原作でピッコロ大魔王に戦いを挑んだ「うすらでかいの」は原作ではピッコロ大魔王の実力を理解出来ていない感じだったがアニメでは理解していて自分の役割は国王が脱出するまでの時間稼ぎでピッコロ大魔王が妖術を使ったら勝てないので「素手で戦おう」と挑発している。(素手でも負けてしまうが……)

 

ピッコロ大魔王の襲撃で大人達が絶望する中、スノだけがピッコロ大魔王を倒せる存在として悟空を信じて呼ぶ場面はアニオリであるがクライマックスに相応しい素晴らしいものであった。

 

悟空のねがい!! カリン様もなやむ」に続く。