「悟空のねがい!! カリン様もなやむ」
アニメ『DRAGON BALL』第114話
1988年6月1日放送
原作の第150話「カリン様もなやむ」をアニメ化した話。
警備の人がピッコロ大魔王に頭を掴まれて飛行機から落とされるのは原作と同じなのだがアニメではピッコロ大魔王が「犬の国王に「やめたまえ」と言われたので頭を掴むのをやめた」と警備の人の死の責任は犬の国王にあるとしていてより悪辣になっている。
ピッコロ大魔王が街を吹き飛ばす場面は原作では右腕に気を溜めていたのに左腕で気を放っているのだがアニメでは右腕に溜めた気を左腕に移動させて放つとなっている。
アニメでは亀仙人でもピッコロ大魔王に敵わなくて死んでしまった事にブルマ達がショックを受ける場面がある。亀仙人はスケベではあるが実力は皆が認めていたもんなぁ。
亀仙人の死にウミガメがショックを受けるのは分かるが意外とブルマが酷く落ち込むのもなんか分かる。スケベなのは嫌だけれど本気で嫌ってはいなかったんだろうなぁ。
ウーロン達が悟空の生死について語っているのを聞いて金髪ランチが「そんなに悟空を殺してぇのか!!」と怒る場面がある。
アニメではカリン様が下界の様子を見るのに壺を使っている事が説明されている。実はアニメでは以前に悟空がカリン塔に登った時も壺の中の水は過去・現在・未来を見る事が出来ると説明されている。
ピッコロ大魔王「これからは私の手足となって働いてもらおう」、
国王「国民の信頼を裏切るような事は……出来ん!」、
ピッコロ大魔王「国民の信頼?」、
国王「国の平和を守るのが私の務めだ」、
ピッコロ大魔王「で、お前は平和を守れたのか? フハハハハ! 貴様と反対のやり方で国民を従わせてみよう!」。
国王とピッコロ大魔王を上手く対にしたやりとり。
アニメではヤジロベーが「仙人のご馳走」についてあれこれ妄想する場面が何度かあるので、それで豆が出てきたらそりゃ怒るよなぁとなる。
「手に入れろ! 謎の超神水」に続く。