翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「超神水!!」 『DRAGON BALL』其之百五十一

超神水!!」
DRAGON BALL』其之百五十一

 

超神水が登場。
「素晴らしい神の水」と書かれてあって「カリン様が作ったものではないらしい」と言う事からカリン様より上の存在が仄めかされた事になる。
では、そのカリン様より上位の存在とは現在の神様なのかなと思ったが、設定を調べるとカリン様は800歳以上で、ピッコロ大魔王が武泰斗に魔封波で封印されたのが300年くらい前なので、さすがに神様とピッコロ大魔王が分離してから武泰斗の魔封波まで500年近く開いているとは思えないので、カリン様がカリン塔の管理人になった後に現在の神様が誕生したと考えられる。そうなるとカリン様が超神水の効果を「大昔より伝えられた確かなもの」と自分が生まれる前からの話のように説明しているので、おそらく超神水はもっと前の地球の神様が作ったものだと考えられる。

 

DRAGON BALL』と言えば修行で強くなるイメージがあるが「何かによって隠れた力を引き出される」と言うパターンも多く、今回の超神水の他にナメック星の最長老や老界王神等も他人の力を引き出す能力を持っていた。
修行と言う自分自身によって少しずつ力を引き出していくやり方と超神水や力を引き出す能力と言った他のものによって急激に力を引き出されるやり方の二通りがある感じかな。『DRAGON BALL』ではそういう展開は無かったが急激に力を引き出すと肉体に負担がかかりそうなので実際は修行で少しずつ力を引き出していく方が良いのかもしれない。(実際、他のものによって急激に力を引き出されるやり方は緊急事態にしか使われていないし)

 

カリン様は超神水を飲んで生き残った者を知らなかったが超神水の話は大昔から伝わっていると言う事はカリン様がカリン塔を管理するようになる前に誰かが超神水を飲んでパワーアップを果たしたと言う事なんだろうな。さすがに作られてから今まで生き残った者は一人もいないがパワーアップはするはずと言う話ではないと思う。多分。

 

超神水の毒に耐えた悟空の隠された力として大猿のイメージが出てくる。
これまでは地球人である武天老師天津飯やヤジロベーと近いレベルの存在であった悟空だがここからはサイヤ人として地球人より一段高いレベルの存在となる。

 

魔封波の練習をする天津飯
第22回天下一武道会編で天津飯かめはめ波を見たらそれを自分の技にしていてジャッキー・チュンに向かって「もっといろいろな技をみせてみろ! オレはどんどん強くなる!」と言っていたが実際に武天老師が一度見せた魔封波を自分のものにする事が出来ている。

 

思えば武泰斗が魔封波を使って亡くなった後、亀仙人はなるべく気を使わないで肉体を鍛える方にシフトして、逆に鶴仙人は気を使う方を極めて最終的に魔封波と同じように使用者の命を削って放つ気功砲を編み出している。
亀と鶴の二つに分かれた武泰斗の流派であるが鶴仙流の後継者である天津飯亀仙人の人柄に惹かれて最終的に武泰斗の魔封波を会得する事によって亀と鶴に分かれた武泰斗の流派が天津飯によって再び一つになったと見る事が出来る。(それだけに天津飯魔封波が結局は使われないので終わったのは残念だった)

 

孫悟空 ついに発進!!!!」に続く。