翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「きまるか!? 伝説の魔封波」 アニメ『DRAGON BALL』第119話

「きまるか!? 伝説の魔封波
アニメ『DRAGON BALL』第119話
1988年7月20日放送

 

原作の第154話「天津飯の誤算」をアニメ化した話。

 

アニメでは名のある武道家は全て抹殺しろと言うピッコロ大魔王の命令を受けた軍隊が牛魔王を襲撃する場面がある。
言われてみれば確かに牛魔王は教科書に載るほどの有名人であったので天下一武道会に出場した選手の多くが殺された今の状況だと名の知れた武道家で残っているのは牛魔王くらいになるよな。鶴仙人は表舞台から姿を消しているし。

 

牛魔王とチチの危機に駆けつける悟空がマジでカッコイイ。チチが惚れるのも納得。

 

ピッコロ大魔王と戦う事を決意するヤムチャを見て金髪ランチは「お前一人くらい俺がバッチリ援護してやるぜ」と告げてブルマも一緒に行く事を決める。
サイヤ人編以降になるとさすがにブルマや金髪ランチが戦いの場に向かっても役に立てないと思うがこの頃だとまだ牢屋から野に放たれた悪人やピッコロ大魔王の命令を受けた軍隊と言った人間と戦う可能性があるので金髪ランチ達の活躍の機会は十分に残されていた。

 

今回のアニメでの最大の変更点は天津飯が隙を突いてピッコロ大魔王に魔封波を仕掛けるがドラムが身代わりになり、助かったピッコロ大魔王が電子ジャーを破壊した為に天津飯魔封波が失敗してしまった事。
ぶっちゃけ、原作でのあれだけ修行をしたのに電子ジャーが割れていた事に気付かなくて失敗してしまう天津飯が間抜けすぎたのでアニメではちゃんとピッコロ大魔王を恐怖させたのは嬉しかった。ドラムも原作では出番が少なかったのだがアニメでは自分の身を挺してピッコロ大魔王を守る忠誠心の高さを示していて良かった。

 

魔封波を使っても天津飯が死ななかった理由だがピッコロ大魔王が「この私に魔封波をかけ損ねたおかげで貴様は死ぬのが何秒か先に延ばす事が出来た」と言っているので魔封波は技を仕掛ける相手とのレベル差によって必要なエネルギー量が変わると思われる。
もう一つ考えられる理由としては天津飯は気の扱いに長けている事が挙げられる。天津飯は使用者は命を落とす恐れがあると言われる気功砲を使う時にちゃんと気をコントロールして残していたので魔封波を使う時も気のコントロールが出来ていたのかもしれない。

 

悟空・怒りのフルパワー!!」に続く。