「孫悟空 最大の危機!!」
アニメ『DRAGON BALL』第121話
1988年8月3日放送
原作の第157話「不死身の決戦!!」と第158話「孫悟空 最大の危機!!」と第159話「荒野の大格闘!!」をアニメ化した話。
キングキャッスルに向かう途中で怖くなったブルマが「やっぱり引き返した方が……」と言うのを無言で睨んで黙らせるヤムチャ。この二人は基本的にブルマの方が強い関係になっていたのでヤムチャが強い態度を見せたのには驚いた。
ピッコロ大魔王が目から発したビームで悟空の膝を攻撃するのは原作と同じだがアニメでは直前に瓦礫を放り投げて悟空の視界が遮られた瞬間を狙って目からビームを発したとなっている。
原作では少年がピッコロ大魔王と戦っていると伝えるニュースを見ている場面はブルマ達しか描かれていないがアニメではスノやハッチャンやウーロン達も見ていて彼らも少年の正体が悟空だと感じる場面がある。
アニメでは片膝を負傷して如意棒を杖代わりにしているので片腕しか使えない悟空が片腕でかめはめ波を撃つ場面がある。もちろんこれは最後の一撃への伏線となる。
ピッコロ大魔王の攻撃で街が吹き飛んだ時に「スノ達は大丈夫か!?」と心配したが、この前の不良達に怪我人を病院まで運ばせた時にそのまま自分達も病院に行ってキングキャッスルの周辺から離れていたらしい。良かった。(ピッコロ大魔王の攻撃で割れた窓ガラスの破片がスノに降り注いだりスノが看病していたおばあちゃんがしばらく動かなかったりした時は嫌な予感がしたけれど皆が無事で本当に良かった)
今回の戦いでは天津飯が悟空の背中を見る場面が何度かあって、これから天津飯が悟空を目標に修行を続けていく事になるのを補足しているようになっている。
ピッコロ大魔王がキングキャッスルとその周辺を吹き飛ばした技の名前はアニメも原作と同じく「爆力魔波」となっているのだが何故か前回の予告編だけ「爆烈魔光砲」になっている。(爆烈魔光砲はピッコロがピッコロ記念日に43地区を消し去る時に使うと宣言した技)
「最後の賭け!!」に続く。