翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「神殿」 『DRAGON BALL』其之百六十三

「神殿」
DRAGON BALL』其之百六十三

 

「神殿に着いたらテストで悟空の服はまたボロボロになる」「挫けず頑張れ」と言う言葉からカリン様は今の悟空ではミスター・ポポのテストを乗り越えるのは大変と考えている事が分かる。ミスター・ポポが指摘した今の悟空の問題点にカリン様も気付いていたのかな?

 

カリン塔と神殿を結ぶと言う本来の役割に戻った事で原作での如意棒の出番はここまでとなる。
この頃になると悟空は筋斗雲の使用回数が減って少年から大人になると序盤にあった特徴の殆どが無くなる事になる。

 

カリンはインディアンのイメージがあったが、その上空にある神殿はタージマハルっぽくてミスター・ポポがターバンを巻いていたりとインドのイメージがある。後に登場する地獄が閻魔大王が登場して鬼達がサラリーマンになっていると日本を連想させるものになっていると『DRAGON BALL』に登場する聖地やあの世は元ネタが幅広くなっていて、この辺りも世界でヒットする事が出来た理由の一つなのかもしれない。

 

ミスター・ポポは神殿に来た人間は悟空が初めてと語る。先代の神様から仕えているのなら神様とピッコロ大魔王の元となった武道家も人間にカウントしないのかな?(ミスター・ポポが神様がナメック星人だと知るのはサイヤ人編での話)
まぁ、今のミスター・ポポの言葉は「今の神様になってから神殿に来た人間は悟空が初めて」と言う意味だったのだろう。

 

ピッコロ大魔王を倒した悟空を軽くあしらうミスター・ポポに驚く話。
最後の悟空の攻撃はピッコロ大魔王を倒した時と同じく大猿が浮かんでいたのだがそれすらあっけなく躱されてしまうのは衝撃だった。

 

神様登場」に続く。