「神様登場!!」
アニメ『DRAGON BALL』第125話
1988年8月31日放送
原作の第164話「神様登場」をアニメ化した話。
悟空が言っていた「神様」と言う存在が本当にいるのか話をするブルマ達。
ここでブルマが言った「私は孫くんを信じる。孫くんならきっと何とかしてくれるに違いない」と言う悟空へのイメージは後に人造人間編でも触れられる事になる。
ヤムチャがカメハウスでブルマ達と雑談をしている一方で天津飯は悟空を目指して修行をスタートさせていた。足の骨を折っていたとは言え、ここでのスタートの差がそのまま今後のヤムチャと天津飯の差となっているところがある。
少年時代のピッコロが喋る場面があるが女の子っぽい声でちょっと驚いた。(エンディングのクレジットだと古川登志夫さんになっているが古川さんの声には聞こえないんだよなぁ)
アニメのミスター・ポポは原作よりちょっと厳しめでカリン様が「挫けるな」と忠告した理由がなんとなく分かる感じになっている。
アニメではミスター・ポポがカリン様の鈴を使って「空のように静かに構え、雷よりも素早く動く」の秘訣を教える場面がある。
実はこの場面で亀仙人はミスター・ポポの動きが出来る事が語られている。後に『超』で亀仙人は「身勝手の極意」に近い動きが出来るとされていたが、そこに通じる話と見る事も出来る。
原作では殴りかかってきた悟空を神様が指で弾き飛ばす場面があるがアニメでは直接触れないで指を弾く事で出した衝撃波で悟空を吹き飛ばした感じになっている。おそらくこれは第23回天下一武道会で悟空が手を触れずにチチを弾き飛ばしたのと同じ技術だと思われる。(この技を見てピッコロは悟空が自分達と同じ技を使うようになった事に気付いている)
「よみがえる神龍!!」に続く。