「クリリン対マジュニア」
『DRAGON BALL』其之百七十二
実はここから結構長い付き合いとなるクリリンとピッコロのお話。
ピッコロが正体を隠すのに使った「マジュニア」と言う名前はおそらくは「魔Jr.」と言う意味であろう。日本語と英語の組み合わせでありながら違和感が無いのが素晴らしい。
試合前はクリリンを「ザコ」と呼んでいたピッコロだったが両手から放ったエネルギー波を曲げ、自分の動きについて来て、舞空術を会得していて、自分の攻撃に耐えたクリリンの実力に驚いて「ザコなどといった詫びにわずかだけみせてやろう……。このマジュニア様の実力をな…」とクリリンに対する評価を改める。
この後もクリリンは悟空やピッコロには実力で劣るもののサイヤ人編やナメック星編でもベジータやフリーザに一矢を報いる活躍を見せている。(アニオリであるがセルの第一形態とも技を駆使して戦い抜いている)
クリリンの舞空術を見て「すげえ!!!」と感心する悟空。
この時の悟空はまだ舞空術を扱えていない感じだったのでここでの悟空は素直にクリリンの凄さに驚き喜んでいるのであろう。こういう実力では悟空が抜きん出ているが技の豊富さや器用さではクリリンや天津飯の方が上と言う感じが良い。
「クリリン対マジュニア勝負決す!!」に続く。