「どっちが強い!? 神vsピッコロ大魔王」
アニメ『DRAGON BALL』第142話
1989年1月25日放送
原作の第180話「ピッコロ大魔王対神様」と第181話「神の誤算」をアニメ化した話。
原作ではミスター・ポポが悟空に神様とピッコロ大魔王の関係を全て話した事になっているが実は神様の初登場の時に神様自身が自分とピッコロ大魔王が元々は一人の人間であった事を説明しているのでアニメでは今回の神様の台詞が一部修正されている。
原作では神様とピッコロの攻防は第180話のみで第181話は魔封波のやりとりになっているがアニメでは二人の攻防が増えている。ピッコロ優勢ではあるが、クリリンやヤムチャでは神様のように食らいつく事は難しいだろうなぁと思わせる感じになっていてそれぞれの力関係がよく分かる攻防になっている。
神様とピッコロがナメック語で言い争う場面は最初にナメック語を出して途中から視聴者向けに地球の言語に吹き替えられていて、二人がナメック語を喋り続けている事を示す為にナメック語の文字が画面に映し出されると言う外国語の映画で使われる吹き替えと字幕を上手く使った演出になっている。
未知の言語を話す二人を見てブルマは「宇宙人かなんかだったりして」と呟く。無印では二人の正体は判明しなかったが次作の『Z』ではブルマの予想通りに二人は宇宙人だった事が明らかになる。
やたらと吹き飛ばされるプーアルがなんか可愛い。
「この世の運命を賭けて!」に続く。