翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』や『名探偵コナン』のレビューも書いています。

「アイドル密室殺人事件」 アニメ『名探偵コナン』第3話

「アイドル密室殺人事件」
アニメ『名探偵コナン』第3話
1996年1月22日放送

 

原作の第6話「迷探偵を名探偵に」と第7話「血ぬられたアイドル」と第8話「あなたに似た人」と第9話「不幸な誤解」と第10話「割のいい尾行」をアニメ化した話。

 

アニメでは転入したばかりのコナンを気にかけて歩美が友達になろうとグイグイと来ている。
新一がコナンになってから人間的に成長したのは子供達と一緒にいたからだが、歩美がグイグイと引っ張っていかなかったらコナンはクラスメイトと距離を取ったままで人間的に成長出来なかった可能性がある。歩美は後に灰原にも積極的に関わって彼女の心の壁を取っ払う等、『名探偵コナン』において重要な役割を意識せず担った。

 

原作でも新一を心配して蘭が涙ぐむ場面があるがアニメでは蘭を描く角度を変える事で彼女が涙ぐんでいる事をよりハッキリと見せている。

 

アイドルの沖野ヨーコが登場。
ヨーコちゃんが事務所に来てだらしなかったおっちゃんがダンディに切り替わるところの演技はさすがの神谷明さんであったw

 

まだまだ「迷探偵」だった小五郎に沖野ヨーコが狙われている事について調査依頼がされたのはマネージャーが警察沙汰になって沖野ヨーコのイメージに傷が付く事を恐れてだったと思われる。

 

本来は小五郎だけが沖野ヨーコの部屋に行く予定だったがアイドルの部屋を見たかった蘭がコナンと一緒に付いて行く事になる。
蘭は芸能関係の話題が好きで今後も小五郎の仕事に付いて行く事になるが、おかげでコナンも一緒に行って様々な事件に関われるようになる。

 

目暮警部と小五郎がかつての上司と部下だった事が判明する。
目暮警部によると小五郎が部下だったおかげで殆どの事件が迷宮入りになったらしい。さすがにそれは大げさではないかと思うが、今の佐藤刑事の代わりに小五郎がいて目暮警部と小五郎の二人で捜査方針を考えていたとなると捜査が迷走して事件が迷宮入り……は十分に考えられる。

 

子供になったコナンの推理を大人達が聞いてくれないので今回から小五郎を眠らせてコナンが蝶ネクタイ型変声機で小五郎に代わって推理を披露する「眠りの小五郎」が登場する。
しかし、今回の話ではまだ腕時計型麻酔銃が作られていないのでコナンは灰皿を蹴って小五郎の後頭部に命中させて気絶させると言うかなり荒っぽい手段を使っている。これ、当たり所が悪かったら沖野ヨーコの部屋に第二の死体が出るところだったぞ……。(しかもアニメでは小五郎の前にまだ子供の元太の頭に灰皿が直撃している)

 

アニメだけ見ると最初に沖野ヨーコが被害を訴えた隠し撮りや無言電話の犯人も元恋人の藤江の仕業に見えるが実は原作では隠し撮り等の犯人はライバルの池沢ゆう子だと判明している。

 

アニメでは歩美達も事件現場に来ていてコナンと一緒にいると色々なスリルとサスペンスが味わえるとして是非ともコナンを自分達の仲間にしようと決意する場面がある。

 

沖野ヨーコの元恋人である藤江の自殺は身勝手すぎるが、今回は「ある日突然好きな人と離れ離れになり、その時の嘘と誤解が心を著しく歪める事になった」と言う話で、実はある日突然離れ離れになって嘘を吐く事になった新一と蘭のあり得るかもしれない最悪な未来の一つが示されたものとなっている。(なので、それを回避する為にも新一は今回の話で蘭にフォローを入れる事になる)