「遠慮しないでの段」
『忍たま乱太郎』22期第43話
2014年5月29日放送
マキビシを使った授業で雰囲気作りをした乱太郎が面白い。意外と乱太郎ってこう言う妄想をする事があるよね。
マキビシを投げる事が出来ないきり丸に対して「マキビシを投げなかったらお前は敵の忍者に捕まるんだぞ」と真剣な口調で説得する山田先生。ハッキリと言っていないけれど、マキビシを捨てる事が出来なかったら代わりに命を捨てる事になると言う事なんだろうなぁ。
それぞれが育ってきた状況が大きく異なる乱太郎、きり丸、しんべヱの3人。作品のカラーもあって育ちの違いをあまりシリアスに扱う事は無いのだが今回はそれをきり丸やしんべヱが気にする事に……。
きり丸もしんべヱも相手の事を考える事が出来るのだが、これまで歩んできた人生による考え方の違いは埋める事が出来ないのか、しんべヱの償いは逆に乱太郎やきり丸を苦しめる事になる。
最後はギャグでいつもの雰囲気で締めているのだが、乱きりしんの関係は実はかなりギリギリのバランスの上に成り立っている事が分かる話であった。
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