翔龍shoryuの忍たま日記

『忍たま乱太郎』について色々と書いていくブログです。『ドラゴンボール』や藤崎竜さんの『封神演義』のレビューも書いています。

「豪華客船クイーン・ジョーカーⅡ世号」 『封神演義』第84回

「豪華客船クイーン・ジョーカーⅡ世号」
封神演義』第84回

 

後の話で「実は女媧の存在に言及していた回」と説明されて驚きまくった話。これ、当時の読者で予想出来た人っていたのかな?
趙公明の凄いところはこの時点では申公豹も知らなかった歴史の道標・女媧の名前まで知っていた事。そして、おそらくは女媧が妲己の背後で歴史を操作している事も知っていたと思うが、それには興味を抱かなかった事。本作の重要登場人物は大なり小なり歴史の道標・女媧との因縁が生じているのだが趙公明だけはそれとは無関係に自分の楽しみのみを追求していた。

 

こっそりと太公望達に紛れ込む太乙真人がツボ!
ホントーにこっそり紛れ込んでいるんだよなw

 

太乙真人が来た理由は利き腕を失った太公望に万能義手を持って来る為。太公望宝貝の使いすぎで能力を失っているので、宝貝ではなくてカラクリで動く義手を持ってきたとの事。ひょっとして、これは元始天尊の指示かな。

 

天然道士である武吉は太公望の指示で趙公明戦には参加せずに周軍の兵士を守る為に帰還する事に。それと入れ替わりに同じく天然道士である天祥がこっそりと戦いの場に入り込む。同じ天然道士でありながら武吉は基本的に戦う事が無いのに対し天祥は子供でありながら意外と戦う機会が多い。これは幼いながらも天祥が武人の一家の出だからと思われる。

 

趙公明攻略Ⅰ -楊戩のくせに大ピンチ-」に続く。

 

 

封神演義 10 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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