「中BOSS BATTLE② -金蛟剪趙公明レインボーバージョン-」
『封神演義』第100回
『封神演義』では珍しいバトル中心の話。
当時の週刊少年ジャンプだとこういう「バトルのみの回」は普通なのだが『封神演義』ではそれが異色回になると言うのが本作らしい。
今回は書く事があまり無いので戦いについてちょっと考察を。
太公望の仲間として哪吒、楊戩、天化の3人が戦いで活躍しているが、このうち哪吒は有している膨大なエネルギーを多くの宝貝を使って放出する、楊戩は変化を極める事で色々な事態に対処する、天化は宝貝とは別に剣の技術等を磨いていると3人の特徴はそれぞれ違っている。
太公望は上の三つタイプのどれに近いかと言えば、風を操る事を極める事で色々な技を編み出しているので楊戩タイプに近いと言える。それに加えて杏黄旗でエネルギーの補給を行っているので、殷郊や張公明戦の太公望は楊戩+哪吒タイプであったと言える。
天化のような技術を磨くのは一朝一夕では出来ないので太公望が天化タイプになる事はなかった。(太公望にとって天化の剣の技術に相当するのは軍師としての技術だったのかなと思う)
「中BOSS BATTLE③ -BAD END-」に続く。